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名物 小倉色紙 こひすてふ

伝 藤原定家鎌倉時代・13世紀

徳川美術館

徳川美術館
名古屋, 日本

鎌倉時代 13世紀 駿府御分物
伝来 徳川家康-徳川義直(尾張徳川家初代)

小倉色紙の名は、藤原定家が嵯峨小倉山に営んだ山荘の障子に押されていた百人一首の色紙形であったことに由来する。茶の湯の盛行にともない、桃山時代には、名だたる武将や茶人はこの色紙の所有を誇りとし、以後江戸時代を通じ定家の小倉色紙や歌書は、最上の贈答品の一つとして重んじられた。また定家の書風は、定家流・定家様とよばれ愛好された。家康(駿府御分物帳)-尾張初代義直と伝来。尾張家本『駿府御分物御道具帳』四「色々御道具帳」に、「一 恋いすてふの色紙 壱幅」とある。なお、家康はこの色紙を手本とした手習(201.202)を残している。

こひすてふわかなは
またきたちにけり
ひとしれすこそお
もひそめしか
(こひすてふ紙背)
       藤原信蔭
世とゝもに流てたへぬお
したにやふかきふちと
  ---
     藤原親季朝臣
かぬ□あふさかに
わかれをしらぬあかつき
  ---
  不遇恋

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  • タイトル: 名物 小倉色紙 こひすてふ
  • 作成者: 伝 藤原定家
  • 作成日: 鎌倉時代・13世紀
  • 媒体/技法: に墨
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